Dead Sea=死海
この地域は独特の地理的現象を呈しています。「アフリカーシリア断層」の中間に位置する塩湖。海抜マイナス400メートルという地球上で最深の位置。
この特殊な地理と厳しい日射による高度の蒸発で通常の海水の10倍の塩分(塩分の含有量は通常の海洋では35g/Lであるのに対し、死海では345g/L)、それに砂漠の洪水による土壌と有機質が加わりユニークな成分が醸成されます。
マグネシウム、カルシウム、ナトリウム、カリウム、ヨード、臭化物などのミネラルを濃密に含んだ天然の良材となっています。さらに、濃密な泥土が沈殿・堆積し、「セラピー・ブラック・マッド」として知られる素晴らしい黒泥になっています。今や死海は「健康」「リハビリ」「美容」のスパとして定着しています。とくにダイエット中は不安定な栄養摂取がミネラル不足を招き、肌の正常な働きを阻害。さらに水分の摂取不足は肌を乾燥させ新陳代謝を衰えさせます。
死海の歴史
世界中で死海のような条件が集まった湖はありません。出口のない世界最深部の湖、取り巻く砂漠地帯、気象環境、多くの温鉱泉、ミネラル豊かな黒泥と天然塩。希少な条件集中が療養・SPAの最高の場となっていると共に、天然良材を基にした化粧品素材の宝庫になっています。
死海の水と天然塩は古くはローマ貴族によりイタリアに輸入されていました。ジュディアン・アスファルトと呼ばれる湖水の表面に膜状に浮き上がる瀝青物質は多くの工業や医療分野で活用されてきました。
現在に至り、死海は「健康」「リハビリ」「リクリエーション」それに「美容」のスパとなりました。年間を通じて温和な気候、健康美容センターの繁盛、そしてユニークな自然と歴史的魅力などが相まって、世界中の行楽客や保養客を引きつけています。
死海のヘルスセンターでは快適な滞在を楽しみながら療養できます。気分を爽快にすることは疾患治療に重要な要素ですが、ユニークな死海の環境がこれを可能にしています。 |