| 摂取カロリーを制限するとなると、まずは脂肪分や糖質を控えるのが普通です。実際それで正しいのですが糖質・脂肪も身体には必要なものなので、控え過ぎるのにも問題があります。
糖質
砂糖などの糖分やでん粉などの糖質を摂り過ぎると、中性脂肪として必要となる時まで体内に蓄えられます。過度の摂取は禁物ですが過度の不足にも大きな問題が起こります。
脳や神経系はブドウ糖が唯一のエネルギー源です。そのため糖質が不足するとブドウ糖も不足し頭の回転が鈍くなります。拒食症などでこの状態が長く続くと脳が萎縮してしまう場合もあります。
また、糖質は体内で脂肪燃焼のための火種として働きます。そのため不足すると体内の脂肪分の燃焼がうまくいかず、筋肉に含まれるタンパク質が先に燃焼してしまいます。
糖質(ご飯などのでん粉)は適度の摂取を心掛けてください。
脂肪
一概に脂肪といってもその種類は様々で、食品やサプリメントで摂取しているものは次のように分類できます。()は、その脂肪を多く含む食品です
| 脂肪の種類 |
| 脂肪酸 |
| ・飽和脂肪酸 (バター、ラード、ココナッツ油、ヤシ油など) |
| ・一価不飽和脂肪酸 (オリーブ油、キャノーラ油、新紅花油など) |
・多価不飽和脂肪酸 オメガ-3 (魚油、エゴマ油など)
・多価不飽和脂肪酸 オメガ-6 (大豆油、コーン油など) |
| コレステロール (肉、乳製品、魚卵など) |
| ・低比重リポタンパク(LDL)コレステロール (別名:悪玉コレステロール) |
| ・高比重リポタンパク(HDL)コレステロール (別名:善玉コレステロール) |
| レシチン (卵黄、大豆など) |
上記脂肪の中でもダイエット中に積極的に摂取したいのは以下の種類の脂肪です。
- 一価不飽和脂肪酸
- 多価不飽和脂肪酸(オメガ-3)
- レシチン
リノール酸などの 「多価不飽和脂肪酸(オメガ-6)」 は、体に良いのでたくさん摂りましょうといわれています。
しかし現在の食生活では不足するどころか過剰になりがちです。家庭で使用する油は次のようにする事が望ましいと思われます。
- 揚げ物・炒め物: キャノーラ油などの一価不飽和脂肪酸
- サラダドレッシングなど: エゴマ油などの多価不飽和脂肪酸(オメガ-3)
なお、コレステロールは食物から摂る量よりも体内で合成される量の方がはるかに多いので、摂る量を減らすだけでは不十分です(過度の摂取は厳禁です)。対策として有効なのは食物繊維・不飽和脂肪酸・緑黄色野菜を多く摂る事です。 |