| 普段の食事でどれくらいのカロリーを摂っているかを把握している方は少ないようです。日常の摂取カロリーはダイエットを行なうにあたって管理しておきたい要素です。
カロリーの調べ方
1:書籍で調べる
科学技術庁(現文部科学省)から公表されている「五訂日本食品標準成分表」に基づいた書籍が色々と出版されているので、そのような書籍から調べると確実です。
2:WEBサイトで調べる
本を買いに行くのが手間だと言う方は、WEBサイト上にも関連のものがありますので、そのようなサイトから参考にすることが可能です。
- 例)「食品成分データベース 」
科学技術振興事業団WEBサイト内のコンテンツです。
数値は100gあたりの表示ですので、実際の食事量とは異なる点にご注意ください。
摂取カロリーを毎日調べる必要はありませんが、自分がどれくらいカロリーを摂っているのかを知る事で、どこを改善すべきかがわかることも事実です。
食事の量を減らしすぎない
ダイエットを始めようと思った方は、たいてい食事の量を減らします。上記の方法などで計算した日々の摂取カロリー量が、基礎代謝測定ページで出てきたエネルギー消費量よりも多い方は、確かに食事の量を減らす必要があります。(表題の通り減らすにも限度がありますが)
問題は 「それ以外の人々」 です。
もともと大した量を食べていない人やダイエットとリバウンドを繰り返された人の場合、食事の量を減らしてもあまり(もしくは全然)体重が落ちません。
エネルギー消費量よりも摂取カロリーを少なくすれば理屈ではやせるはずです。ところが残念ながら実際には必ずそうとは限りません。食の細い人やリバウンドを繰り返している人の場合、 実際のエネルギー消費量が計算で出るエネルギー消費量よりも少なくなっているためです。
体内でエネルギーを最も多く消費するのは筋肉ですので、体重を落としてスリムになりたい人なら絶対に減らしたくないところです。ところがダイエットを繰り返すなどして摂取カロリーが少ない状態が続くと、少ない摂取カロリーで生きていくために「燃費が悪い」筋肉を真っ先に落としてしまう のです。
さらに食事の量を減らすと、身体が 「今日を生き延びるために必要のない部分」 に送るエネルギーを減らしたり止めてしまったりします。具体的な症状としては次のようなものがあります。
| 必要なエネルギーが不足した際の具体的な症状 |
| 女性は排卵や月経が止まり、男性は性欲がなくなる。 |
| 平均体温が35度台に下がり、極度に身体が冷える。 |
| 肌の張りやつやがなくなる。 |
| 髪の毛がパサパサになり抜け毛が増える。 |
| 体力がなくなり疲れやすくなる。 |
| 血圧が下がり、めまい・立ちくらみ・頭痛が起こる。 |
| 脈拍が遅くなり、60拍/分を下回るようになる。 |
| 骨量が減り、骨が弱くなる。 |
上記のことから安全のためにも、1日の摂取カロリーは基礎代謝量を下回らないようにしておく必要があります。グローバルダイエットなどのように低カロリーでも1日に必要な栄養素を十分に摂る事ができるVLCD(Very Low Calory Diet:超低カロリーダイエット)は、摂取カロリーをさらに減らすことは可能ですが、それでも1食500kcalくらいの通常食を摂取する必要があります。 |